喜屋武岬。

沖縄本島南部をドライブしていて、異様に気に入ってしまったのが喜屋武(きゃん)岬です。

「最北端の辺戸岬も行ったから、最南端も押さえておかねば!」というくらいの気持ちで行ってみたのですが・・・岬に行くまでの景色でもう、心をつかまれました。

海に向かって開けていく大地、風にそよぐ低木。さえぎるものなく注ぐ陽射し。

このあたりの畑は、「島尻マージ」と呼ばれる赤褐色の土。ちょうど、どこの農家さんもにんじんを収穫していました。この付近は、沖縄一のにんじんの産地だそうですね。


喜屋武岬に着いて、潮風を受けながら海を眺めることしばし。

奥の岬が、沖縄本島最南端の荒崎。

どうやら、岬までのちゃんとした道はないようなので、とりあえず写真に収めました。

荒崎より奥は、太平洋。手前が東シナ海です。

海は穏やかそうに見えて、意外と激しく波が砕けていました。


自生するサボテンに、色鮮やかな蝶!


喜屋武岬には10台くらいの駐車スペースと公衆トイレがあるのみで、大々的な観光スポットではありません。

が、のんびり景色を楽しみながら立ち寄るには最高です!途中、砂利道を通ることもありますが、案内標識がこまめに設置されているので迷うことはないでしょう。

ぜひ!


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