「撮る」か、「獲る」か。それが問題だ。室蘭の夕日、その3。
夕日を撮りに、室蘭市の「室蘭岳山麓総合公園」へ。
通称、だんパラ公園。室蘭育ちの子どもは誰でも、ここで遊んだ経験があるはず!
室蘭岳の登山口でもあり、キャンプ場から遊具がいっぱいの広い公園、スキー場と遊べるものが満載のスポットです。
日が沈む〜!と、誰もいないのをいいことに、見晴らしのいい遊具のてっぺんを目指してダッシュしていると・・・。
うわ、なんかあいつ走ってる。と遠巻きに、私を見つめる、12の瞳。
いるいるいる!エゾシカです。
お尻の白い毛は「鏡毛(尾鏡)」といって、危険を察知すると毛を逆立てて仲間に知らせる役目をもっています。数km先からでも見えるのだとか。
ということで、まさかのシカ獲り撮りになってしまいました。
北海道ではシカの食害が大きな問題になっています。
春、出始めで柔らかい、植物の芽を根こそぎ食べちゃうとか。畑の作物をごっそり食べちゃうとか。
花壇のチューリップもパクリとくわえ、引っこ抜いて食べちゃうとか・・・。
そして、住宅街近くでもよく見るようになりました。
人と野生生物の垣根が低くなるのには、考えさせられるものがあります。
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